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INTRODUCTION

『エレクション 黒社会』(05)の完成度の高さから、カンヌ映画祭パルムドール候補に選ばれ、ジョン・ウー監督に続く香港、アジアを代表する巨匠として世界的に評価されたジョニー・トー。その続編『エレクション 死の報復』の日本初上映を記念し、珠玉の4作品がスクリーンに帰ってくる。 ジョニー・トーは、新たな上映素材について『ブレイキング・ニュース』と『エグザイル 絆』のデジタルリマスター版を監督・監修のもと制作。全作品初のDCP(デジタル・シネマ・パッケージ)化で、進化した映像美が実現した。 ジョニー・トー監督×撮影監督チェン・シュウキョンが生み出すスタイリッシュな演出と映像美がみなぎる作品は日本、アジアのみならずヨーロッパでも高い人気を誇り、クエンティン・タランティーノなど今なお多くのクリエイターに影響を与え続けている。 そして今、ジョニー・トー監督の<魂の叫び>を閉じ込めたまま、さらなる魅力で蘇る。男の美学と華麗なアクションに陶酔し、ふたたび心を奪うだろう。

LINEUP

JOHNNIE TO PROFILE

1955年香港生まれ。80年代後半より映画監督となる。96年に製作会社「銀河映像/Milky way Image」をワイ・カーファイと共に設立。独自の作風を全面に打ち出すようになり、レオン・ライ、そして盟友ラウ・チンワンを主演に迎えた『ヒーロー・ネバー・ダイ』といった傑作を続々と輩出するようになる。一方、大スターを起用せず、男の静かな友情を描いた金字塔とも言うべき傑作『ザ・ミッション/非情の掟』を発表し、香港金像奨監督賞を獲得。満を持して発表した『エレクション』は完成度の高さから、カンヌ映画祭パルムドール候補に選ばれた。直後に公開された『エグザイル/絆』の世界的大成功、ハリウッドでのリメイク決定などを受けてその名声と人気を不動のものとした。最も国際的に注目されているアジア人作家の一人として、09年にはフランスから芸術文化勲章を授与され、香港の監督として初めて、世界三大映画祭(2008年ヴェネチア国際映画祭、2011年カンヌ国際映画祭、2023年ベルリン国際映画祭)のメインコンペティション部門の審査員に招待された。現在までに香港電影金像奨で3度の監督賞、金馬奨で3度の監督賞を受賞している。香港電影金像奨の監督賞に18回、金馬奨の監督賞に8回ノミネートされており、最も多くノミネートされている監督である。